掲載開始日

2025年8月7日

プラットフォーム セミナー

第10回KOBEアカデミックトーク

第10回KOBEアカデミックトーク開催
「水と森林の未来を見据えた取り組みー地域資源の持続可能な活用と保全」

 

(一社)大学都市神戸産官学プラットフォームでは、大学の多様な研究成果を市民の皆さまに身近に感じていただくことを目的に、参画大学の研究者によるプレンテーションと交流を組み合わせた対話型イベント「KOBEアカデミックトーク」を開催しています。

 

第10回「KOBEアカデミックトーク」では、兵庫県立大学の柴崎浩平さんと神戸大学の東若菜さんをお迎えし、「水と森林の未来を見据えた取り組み——地域資源の持続可能な活用と保全」をテーマに、ため池と里山という身近な自然環境を切り口に、地域と大学が連携して進める先進的な研究をお話しします。

 

地域資源の持続的な管理、活用と生態系保全の最前線に触れながら、持続可能な地域社会のあり方を考えるイベントとなっております。皆さまのご来場をお待ちしております。

イベント概要

詳細情報

  • 日程

    2025年8月21日(木曜)18時30分~20時00分(開場・受付18時00分~)

  • 主催

    一般社団法人 大学都市神戸産官学プラットフォーム

  • スケジュール

    18時00分:開場・受付
    18時30分~19時30分:プレゼンテーション&ディスカッション
    19時30分~20時00分:交流会(軽食付)

  • 対象

    企業、事業者、自治体行政関係者、一般市民、学生の皆さま

  • 定員

    30名程度

  • 参加費

    無料

  • チラシ

    チラシはこちら
    https://drive.kobeplatform.or.jp/index.php/s/ZikTdoocS8wkd5E

  • 参加申込み

    事前申込制(先着順)
    2025年8月19日(火曜)までに以下よりお申込みください。
    https://forms.gle/3v7ZkspEez8pPTYu5

プレゼンター

兵庫県立大学環境人間学部 環境デザイン系 助教

柴崎 浩平(しばさき こうへい)さん

1988年大阪生まれ。2017年神戸大学大学院農学研究科博士課程修了。博士(農学)。専門は農業農村経営学。神戸大学大学院農学研究科特命助教などを経て、現職。2021年には、地域住民とともに「一般社団法人ため池みらい研究所」を設立。農業用水として重要な役割を果たす“ため池”の適切な管理と活用を通じて、地域の未来を創造する実践的な取り組みを進めています。研究活動のキーワードは、地域資源管理、都市農村交流、大学・地域連携、人材育成など。

「水資源の持続的管理に向けた仕組みづくり
- 『ため池みらい研究所』を核とした新たな大学・地域連携 - 」

「ため池が抱える問題」を解決すべく、大学や行政と連携しつつ「ため池みらい研究所」という市民研究所を農家や企業の方々と立ち上げ、運営しています。実践的な研究活動を通して、水資源管理(ため池)や大学・地域連携活動の新たな形を模索しています。

ため池みらい研究所 ホームページ
https://tameikemirai.com/

神戸大学大学院農学研究科 資源生命科学科 准教授

東 若菜(あずま わかな)さん

神戸大学大学院農学研究科博士後期課程修了。農学博士。専門は森林生態学と樹木生理学。ツリークライミングや観測タワーなどを用いた林冠から地表までの野外調査、光合成や水利用などの生理測定、組織や細胞の構造などの解剖測定などをベースとし、様々な環境に生育する樹木の生理生態(生命活動)を紐解き、樹木と他の生物との関わり合いを明らかにすることを目指しています。また、森林と人間社会の持続的な関係性の構築を目指した実証的な研究に取り組んでいます。

「森林の資源利用と生態系保全」

かつては燃料や肥料などの資源供給の場として機能していた里山は、燃料革命や農業への化学肥料の普及にともないその役割が薄れたことで、人の手による管理がされなくなり、高齢化した林分へと変化してきました。わたしたちの暮らしに近い里山を持続させるための実証研究について紹介します。

開催場所

KOBE Co CREATION CENTER

  • 住所

    神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ9階

お問い合わせ方法

一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォーム
担当:曽我
  • メール

    info@kobeplatform.or.jp

  • TEL

    078-954-6921