2025年9月26日

イベントレポート更新

第11回 KOBE アカデミックトーク

テーマ: 地域とつながる教育デザイン-ICTと自然環境を活かした  防災・環境教育

overview

開催概要

開催時間 2025年9月25日(木曜)
18時30分~20時00分(開場・受付18時00分)
会場 KOBE Co CREATION CENTER(センタープラザ9階)
スケジュール 18時00分:開場・受付
18時30分~19時30分:プレゼンテーション&ディスカッション
19時30分~20時00分:交流会(軽食付)
対象 テーマに関心のある企業、事業者、学生、自治体職員、市民の皆さま
定員 30名程度(事前申し込み必要)

第11回「KOBEアカデミックトーク」では、神戸常盤大学教育学部こども教育学科より田中達也さんと深川幹さんをお迎えし、「地域とつながる教育デザイン―ICTと自然環境 を活かした防災・環境教育」をテーマにお話しいただきます。

田中さんは、子ども主体の避難訓練やICTを活用した防災教育を通じて、命を守る力と主体的な判断力を育む教育手法の開発に取り組んでいます。また、深川さんは、地域の自然環境を活かした理科・環境教育を通じて、子どもたちの自然への感性と科学的思考力を育てる実践を進めています。

本イベントでは、お二人の先進的な取り組みをもとに、地域と連携した防災・環境教育の可能性を探り、持続可能な学びと社会づくりについて考えます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

プレゼンターのご紹介

田中 達也

神戸常盤大学 教育学部こども教育学科

講師 田中 達也 さん Tatsuya Tanaka

神戸常盤大学教育学部こども教育学科講師。専門は理科教育と防災教育。科学的探究やアーギュメント、ICT機器の活用を取り入れ、子どもたちが「科学的に考える力」と「自ら判断して行動する力」を育む授業づくりに取り組んでおられます。とりわけ防災教育では、ウェアラブルカメラやゲーミフィケーション(非ゲーム的な場面にゲームの仕組みを応用する手法)を活用し、子どもたちが科学的な視点で災害を捉え、自ら考え行動できる力を育むプログラムを開発されてきました。こうした実践は高く評価され、日本科学教育学会奨励賞、日本理科教育学会研究奨励賞を受賞されています。

深川 幹

神戸常盤大学 教育学部こども教育学科

講師 深川 幹 さん Motoki Fukagawa

神戸常盤大学教育学部こども教育学科講師。ニホンジカの研究や高校教員としての実践経験を経て、現在は大学で環境教育や保育者・教員養成を担当されています。大学が保有する森林や地域の自然を活用し、子どもたちに自然の魅力を伝えられる教育者の育成に力を注いでおられます。また、外来種問題など身近な環境課題を題材に「社会的ジレンマ」(正解が一つに決められない課題)を取り入れ、子どもたちが話し合いながら合意を形成していく力を育む教育プログラムの開発にも取り組んでおられます。

ファシリテーター

宮川 潤

宮川 潤 さん Jun Miyagawa

  • MIRACLE SCIENCE INNOVATION(株)代表取締役CEO
  • 大阪公立大学 研究推進機構 特任教授
  • (一財)未来医療推進機構 理事長補佐

Event Report

第11回KOBEアカデミックトークは「地域とつながる教育デザイン ― ICTと自然環境を活かした防災・環境教育」をテーマに開催しました。
講師には、ICTを活用した防災教育に取り組む田中達也さんと、自然体験を通じて環境問題への理解を深める教育プログラムを実践する深川幹さんをお迎えしました。
田中さんからは、タブレットを活用し危険箇所の発見や避難経路の検討を子ども自身が主体的に行う防災教育の事例が紹介されました。深川さんからは、身近な自然を活かした環境教育をテーマに、自然体験を通じて子どもが環境を多面的に理解し、合意形成に参加する態度を育む実践が共有されました。
両者に共通するのは、従来の知識伝達型ではなく、体験を通じて主体的に考える学びのデザイン。ディスカッションでは、主体性を引き出す教育のあり方について多くの意見が交わされ、参加者に新たな視点が生まれる時間となりました。
(学生サポーター:川端)

深川 幹

深川 幹さん

このたびはKOBEアカデミックトークにご参加いただき、心より御礼申し上げます。
人と自然の関係をめぐるテーマについて、日頃とは異なる立場の皆さまと意見を交わせたことは、大変刺激的で有意義な時間でした。
今後もこうした対話の場を通じて、新たな視点や学びが生まれることを願っています。
田中 達也

田中 達也さん

今回のアカデミックトークを通じて、教育現場と地域防災の接点を多くの方々と共有できたことを嬉しく思います。アンケートで寄せられた温かいお言葉を励みに、子どもたちが自ら考え、行動できる防災教育のあり方を探り続けたいと思います。学校と地域が連携し、共に備える仕組みづくりを広げていくことが、持続可能な防災文化の育成につながると感じています。ご参加くださった皆さまに心より感謝申し上げます。

参加者の声

子どもの学びを通じて地域全体の防災意識を高めることの大切さを改めて感じました。

防災教育と環境教育が密接に関わっていることを理解でき、視野が広がりました。

発表内容が興味深く、テーブルごとの対話も充実していて、学びと交流の両方が得られました。初めての参加でしたがとても満足です。

プレゼンをきっかけに自由な意見交換ができたのが楽しかったです。最後に各テーブルの話題を共有する時間があればさらに良かったと思います。