掲載開始日

2025年9月1日

プラットフォーム セミナー

第11回KOBEアカデミックトーク(申込期限9月23日)

第11回KOBEアカデミックトーク開催 「地域とつながる教育デザイン―ICTと自然環境を活かした防災・環境教育」

 

(一社)大学都市神戸産官学プラットフォームでは、大学の多様な研究成果を市民の皆さまに身近に感じていただくことを目的に、参画大学の研究者によるプレゼンテーションと交流を組み合わせた対話型イベント「KOBEアカデミックトーク」を開催しています。

 

第11回「KOBEアカデミックトーク」では、神戸常盤大学教育学部こども教育学科より田中達也さんと深川幹さんをお迎えし、「地域とつながる教育デザイン―ICTと自然環境 を活かした防災・環境教育」をテーマにお話しいただきます。

 

田中さんは、子ども主体の避難訓練やICTを活用した防災教育を通じて、命を守る力と主体的な判断力を育む教育手法の開発に取り組んでいます。また、深川さんは、地域の自然環境を活かした理科・環境教育を通じて、子どもたちの自然への感性と科学的思考力を育てる実践を進めています。

 

本イベントでは、お二人の先進的な取り組みをもとに、地域と連携した防災・環境教育の可能性を探り、持続可能な学びと社会づくりについて考えます。
皆さまのご参加をお待ちしております。

イベント概要

詳細情報

  • 日程

    2025年9月25日(木曜)18時30分~20時00分(開場・受付18時00分)

  • 主催

    一般社団法人 大学都市神戸産官学プラットフォーム

  • スケジュール

    18時00分:開場・受付
    18時30分~19時30分:プレゼンテーション&ディスカッション
    19時30分~20時00分:交流会(軽食付)

  • 対象

    企業、事業者、自治体行政関係者、一般市民、学生の皆さま

  • 定員

    30名程度

  • 参加費

    無料

  • チラシ

    チラシはこちら
    https://kobeplatform.or.jp/wp-content/uploads/2025/09/e-1298-academictalk-11.pdf

  • 参加申込み

    事前申込制(先着順)
    申込締切:2025年9月23日火曜までに以下よりお申込みください。

    ■お申込みフォーム
    https://forms.gle/bPYsjMp5HVxzzi3e7

    お申込みフォーム

  • 年間スケジュール(予定)

    https://kobeplatform.or.jp/info/i-912/

    ※上記以降は後日決定次第、特設ページにて掲載予定。登壇内容が変更となった場合も特設ページにてお知らせします。

  • 特設ページ

    https://academictalk.my.canva.site/

    特設ページQR

プレゼンター

神戸常盤大学 教育学部こども教育学科 講師

田中 達也(たなか たつや)さん

神戸常盤大学教育学部こども教育学科講師。専門は理科教育と防災教育。科学的探究やアーギュメント、ICT機器の活用を取り入れ、子どもたちが「科学的に考える力」と「自ら判断して行動する力」を育む授業づくりに取り組んでおられます。とりわけ防災教育では、ウェアラブルカメラやゲーミフィケーション(非ゲーム的な場面にゲームの仕組みを応用する手法)を活用し、子どもたちが科学的な視点で災害を捉え、自ら考え行動できる力を育むプログラムを開発されてきました。こうした実践は高く評価され、日本科学教育学会奨励賞、日本理科教育学会研究奨励賞を受賞されています。

「防災教育におけるICT活用の可能性:判断力と自己効力感を育む学習デザイン」

大きな災害はいつどこで起こるかわかりません。子どもたちが自ら判断し、自分や周りの命を守れるようになるためには、日ごろからの「考える防災教育」が欠かせません。そこで、子どもが災害時に自ら判断し、命を守る力を育むことを目指し、ICTやゲーミフィケーションを活用した防災教育プログラムの開発と実践に取り組んでいます。今回の発表では、ICTを活用することで、どのように子どもの防災意識や自己効力感(自分ならできるという感覚)、判断力を育むことができるのか、その構造や教育的な効果の可能性をわかりやすくお話します。

神戸常盤大学 教育学部こども教育学科 講師

深川 幹(ふかがわ もとき)さん

神戸常盤大学教育学部こども教育学科講師。ニホンジカの研究や高校教員としての実践経験を経て、現在は大学で環境教育や保育者・教員養成を担当されています。大学が保有する森林や地域の自然を活用し、子どもたちに自然の魅力を伝えられる教育者の育成に力を注いでおられます。また、外来種問題など身近な環境課題を題材に「社会的ジレンマ」(正解が一つに決められない課題)を取り入れ、子どもたちが話し合いながら合意を形成していく力を育む教育プログラムの開発にも取り組んでおられます。

「身近な自然を活かした環境教育法の開発―子どもとともに学ぶ持続可能な未来―」

身近な森林や川、公園など、地域の自然は子どもたちにとって最高の学びのフィールドです。私は、大学が保有する森林や地域の自然を教材化し、外来種問題など身近な課題を子どもと一緒に探究する教育手法を実践してきました。授業では「どうすれば地域の自然を守れるか?」といった問いを対話で深め、子どもたちが合意をつくりあげる力を育てています。今回の発表では、自然の中での体験が子どもの感性や科学的思考をどう育むのか、また環境教育が地域や社会につながる可能性について紹介します。身近な自然を活かした学びのヒントが見つかると思います。

開催場所

KOBE Co CREATION CENTER

  • 住所

    神戸市中央区三宮町1丁目9番1号 センタープラザ9階

お問い合わせ方法

一般社団法人大学都市神戸産官学プラットフォーム
担当:曽我
  • メール

    info@kobeplatform.or.jp

  • TEL

    078-954-6921