2025年3月10日

イベント報告

【開催報告】 「KOBEインターンシップ・就業体験事業」成果報告会~学生の地元定着へ~

2025年2月10日(月)、KOBE Co CREATION CENTERにて「KOBEインターンシップ・就業体験事業」の成果報告会が開催されました。神戸市内の学生に地元企業の魅力を伝え、神戸での就職を促進することを目的に、大学関係者や企業の方々など約30名が参加しました。

 

 

神戸市の課題:若年層の流出

神戸市では、市内に大学が集積しているものの、卒業時に大半の学生が市外企業に就職するため、若年人口の流出超過が課題となっています。また、従来型の就職説明会では学生が集まりにくくなっており、市内企業を知ってもらう機会が不足しています。

 

産官学連携の取り組み:2種類のインターンシッププログラム

この課題を解決するため、一般社団法人「大学都市神戸産官学プラットフォーム」では、学生と企業のニーズに対応した「単位認定型」(採用直結型)と「ペイド型」(報酬型)の2種類のインターンシッププログラムを企画しました。

単位認定型: インターンシップ参加が大学の単位として認定されるプログラム。

                          今年度は3社が参加し、7名の学生が参加しました。

 

ペイド型:一定の報酬を得ながら3カ月以上の就業体験ができるプログラム。

                      今年度は6社が参加し、34名の応募の中から6名の学生が参加しています

                     (2025年3月時点)。

 

学生の声:長期就業体験で得られた学び

報告会では、4名の学生がそれぞれの活動について発表しました。米店「いづよね」での就業体験した学生は、「動画制作の体験と、働くということについて考えたくて参加しました。長期の就業体験だからこそ、心理的安全性の高い会社の雰囲気も知ることができました。2月末まで続く就業体験で多くのことを学んでいます」と語りました。

 

企業の声:学生の成長を応援

米店の担当者は、「あいさつなど社会人として大事なことも学んでもらっている」と笑顔を見せ、学生の成長を応援する姿勢を示しました。

 

今後の展望:地域の人材育成と活性化へ

当プラットフォームは、今後も市内企業の魅力を学生に広く周知し、学生と企業の接点を積極的に創出することで、地域の人材育成と活性化に貢献してまいります。

 

 

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