2024年12月26日
イベント報告
「産官学連携による外国人向けDXアプリサービスの開発プロジェクト」
思いを形に~ 神戸市内の留学生によるアプリ開発への挑戦
2024年11月28日(木曜日)、大学都市神戸産官学プラットフォームの16プロジェクトの一つである「産官学連携による外国人向けDXアプリサービスの開発プロジェクト」の最終発表会が行われました。このプロジェクトは、参画企業である双日株式会社とPayke社とのコラボレーション企画として始まり、神戸市、参画企業、参画大学から約25名が参加して進めてきたものです。
2024年6月にキックオフを行い、アプリ開発を通じて、外国人の旅行や生活をより便利にすることで神戸市の魅力を高めることを目指してきました。プロジェクトはインバウンド(コミュニケーション・買い物・観光)と在留外国人対象(就職・住宅・車)の6つの分野に分かれ、留学生を中心に話し合いを重ねてきました。思いを形にするおもしろさと難しさを共有しながら、10回以上ミーティングを行ったチームもありました。
夏の中間発表会では、プロジェクトの継続が危ぶまれるほどの課題もありましたが、最終発表を迎えた学生たちの顔には、緊張しつつもやり遂げた自信があふれていました。自分たちの考えたアプリのアイディアを伝える喜びが感じられました。
最終発表後、審査員からの講評があり、Payke社の古田代表は「すべてのアプリが開発可能な内容でした」とコメントしました。取り組んできたことを自信にして、このプロジェクトでの学びを活かし、これからも新しいことに挑戦してほしいと激励の言葉が贈られました。
審査の結果、優勝はコミュニケーションチーム、第2位は就職チーム、第3位は観光チームがそれぞれ受賞し、今年度のプロジェクトは今後への期待をもって幕を閉じました。